スマホの画面をスクロールしてソーシャルメディアをチェックする。こうした人の姿は、もはや当たり前の風景です。さまざまな企業がマーケティングの一環として、積極的にソーシャルメディアを使っているのも納得。リーチを増やして、エンゲージメントを高めることができるなら、ソーシャルメディア・マーケティングをやりたくない企業はいないのではないでしょうか？

ソーシャルメディア・マーケティングと言えば、多くはソーシャルメディア上のインフルエンサー・マーケティングのことを指します。

インフルエンサーとは、各種SNSでたくさんのフォロワーを抱えるユーザーのこと。ブランドとの共同プロジェクトを通じて、自分のフォロワーとブランドのエンゲージメントが高まるように働きかけたりしています。

ソーシャルメディアというプラットフォームへの参入障壁の低さから、ここ数年はまさに「マイクロインフルエンサー」の勃興期。あなたの隣で働く同僚が、電車で横に座った乗客が、実はインフルエンサーと同じことをしている可能性だってあるのです。

マイクロインフルエンサーと普通のインフルエンサーの違いはただひとつ。そんなにフォロワーの数は大きくない――ということです。あまりプロフェッショナルではなく、フォーマルでもない。インフルエンサーよりも「ビジネスライクじゃない」存在です。

でもじゃあなぜ、マイクロインフルエンサーと組んだほうがいいのでしょうか？

ここではマイクロインフルエンサーを使ったマーケティングをすべき５つの理由を紹介していきます。

その１：エンゲージメント率が高い

フォロワーの数が多いとエンゲージメント率も高い――と思われがちですが、実はそうではありません。

ソーシャルメディア・マーケティング関連の調査会社ハローソサエティーの調べによると、フォロワーの数が増えるほど、エンゲージメント率は急速に低下することが明らかになっています。

フォロワー数が3.5万人未満のインフルエンサーのエンゲージメント率は最も高く、5.3％を誇ります。これが3.5万～５万人になると、エンゲージメント率は半分以下の2.5％に、５万～50万人になると1.5％にまで下がります。.

マイクロインフルエンサーは通常、ニッチな分野でフォロワーを獲得しています。紹介したい商品とインフルエンサーがマッチしていれば、ターゲットとする消費者層にうまくリーチすることが可能です。さらに言えば、商業アカウントのフォロワーが少なく、実態のあるフォロワーが多いため、より効果的なマーケティングが望める構造となっています。

その２：売り上げにつながりやすい

マイクロインフルエンサーとフォロワーはより強い結びつきを持っています。フォロワーはマイクロインフルエンサーを信頼しており、紹介された商品も良いものと考えますから、購入につながる確率も高くなるのです。

ツイッタ―のある調査（ Twitter x Annalect ）では、最大49％の消費者が、商品の購入の是非を決める際に、インフルエンサーの意見を参考にすることが明らかになっています。インフルエンサーによる商品の紹介が、消費者の購買意欲を左右することにつながっているのです。

その３：より本物らしくなる

特定の分野への専門性や情熱を持つマイクロインフルエンサーは、それだけフォロワーにも価値ある存在と認識されています。また、有名人というよりは仲間、身近な存在のように思われています。

マイクロインフルエンサーが実際にそのブランドや商品を好きだということになれば、フォロワーは「企業のプロモーション戦略に乗せられている」とは考えず、純粋にそのブランドや商品に魅力を感じる確率が高くなります。

たくさんのフォロワーを持つインフルエンサーや芸能人のレベルになると、もはやプロの領域で、どのような投稿もある種偽物っぽく見え、ビジネスライクな投稿としてしか目に映らなくなってしまいます。

長期的に見ると、大手のインフルエンサーを通してプロモーションでは、ブランドや商品に対してより距離を感じるフォロワーが増えてしまうかもしれません。

マイクロインフルエンサーの「本物っぽさ」は、ブランドや商品への信頼性を高め、ブランドの評価を上げるのに役立つでしょう。

その４：便利なプラットフォームも

 Partipost のようなプラットフォームの存在も、マイクロインフルエンサーを活用する後押しとなるかもしれません。

こうしたプラットフォームでは、ブランドや商品にあったマイクロインフルエンサーを簡単に検索することができます。使い方はシンプルです。

企業はキャンペーンで取り上げたい商品やコンテンツをプラットフォームに投稿します。すると、プラットフォームに登録している何千といるマイクロインフルエンサーの中から、「我こそは」と考える人が名乗りを上げてくれるのです。

ふさわしいマイクロインフルエンサーを一から探し出す必要はなく、また複数の有力なマイクロインフルエンサーを通じて、商品のプロモーションを展開できることになります。

その５：お手頃価格で依頼できる

どんなキャンペーンを展開する場合でも、予算は大きな懸案事項です。

マイクロインフルエンサーに仕事を依頼するのは、有名な大手インフルエンサーに依頼するよりもお手頃です。マイクロインフルエンサーの多くが、本職を持つ「普通の人」。フォロワー数も比較的少ないため、天文学的な金額を請求してくることはありません。場合によっては、報酬を支払うのではなく、商品を無償で提供する代わりに、キャンペーンに協力してもらうといったことも可能です。

一人当たりにかけるコストが小さくて済むため、複数のマイクロインフルエンサーと同時並行でキャンペーンを展開することもできます。そうすることで、よりたくさんの消費者層にアプローチすることも可能です。

なにより重要なのは、ブランドや商品に適したフォロワーを抱える「正しい」マイクロインフルエンサーを選び出すこと。WASABI Creation では、マイクロインフルエンサーと顧客企業さまの最適なマッチングを支援しています。もし少しでもご興味があれば、私たちにご連絡ください。

私たちにできること

WASABI Creation はシンガポールのインフルエンサー・マーケティング代理店などと提携し、海外企業のシンガポール進出などを支援しています。

まずはお気軽にご相談ください。日本語・英語どちらも対応可能。相談は無料です。

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